スケジュールに花束を

バンド、フレンチトーストのブログ。広島の明王台という団地にあるきららカフェで、2014年春にすがわらよしのりとマスターとで結成したフレンチトーストのストーリーを伝えます。

7日のきららカフェ 〜平成最後の月〜

f:id:misty74:20190410021258j:plain

7日のきららカフェ 〜平成最後の月〜

7日の午後、きららカフェさんへ予定していた通りに伺いました。


コーヒーを頂きながら、暫くまったりと過ごしました。
桜が満開の春の日曜日の午後。
今日は休日でお花見を楽しまれている方が多いのだろうなと思い、たぶんお客さんは来ない気がしたのでこの日は別の用事をすることにして、閉店時間よりも早めではありましたがカフェを後にしました。

もしもライブを聴きたいと思い、きららカフェさんへ訪れて下さっていた方がおられたのだとしたら大変申し訳ありませんでした。

この場を借りてお詫び申し上げます。


きららカフェを後にして笠岡へと向かい、まずメインの用事を済ませました。
それから地元のミュージシャン仲間である原田泰造さんのされているパン屋さんに立ち寄りました。
オープンして間もない真新しいパン屋さんです。

泰造さんとは、1月にきららカフェさんでお会いして以来でした。
ベトナム人の女の子のサロンステージに向けてのリハーサルをしていた頃のことで、泰造さんとお仲間とでライブをされていました。
その日は荒井由実特集ということで、ユーミンソングを沢山聴かせてもらったことを覚えています。
アニメ「魔女の宅急便」で使われているルージュの伝言をリクエストして演奏してもらったりしました。

泰造さんのパン屋さんへは、この日が初訪問でした。
お店から出て来て、わざわざ出迎えて下さっていました。
初訪問のお店なので、初めて見る店内をキョロキョロと見渡しながらパンを買わせて頂き、泰造さんと少しお話しをさせてもらいました。
音楽を通してコミュニケーションが取れたらいいなと思うので、またきららカフェさん等で泰造さんのライブを聴かせてもらったりして一緒に楽しく過ごせたらいいなと思っています。
泰造さんのパン屋さんの店内には、いつもライブをさせて頂きお世話になっているミュージックファクトリーのオーナーのレイさんのされているCHOCOLATTESのポスターやその他の地元ミュージシャンのポスター等があり、人の繋がりを意識し感じていました。

若き日の僕は、自分の音楽の世界を追求する為に周囲から孤立した人生を生きて来たと思います。
何かを極めようとしている表現者にとっては、若き日の段階での孤立は非常に大切なプロセスになると思います。
表現者はまず自分の世界を築き上げなくてはならないので、一般的な協調の和の中に埋もれていてはならないという側面があるように思っています。
まずは1人になって葛藤と向き合い、青春の嵐を乗り越えてゆかなければならないのだろうなと思っています。
その過程を経て初めて、自分にとっての調和の意味を体感出来る段階に至る気がします。
そんなことに思いを馳せてみています。
若き日の小田和正さんが何となく僕と同じようなタイプの部分がある気がして、そんなことを思うことがあったばかりなので、今書いた内容について意識が向かい考えていました。

泰造さんのされているパン屋さんの名前は、陽だまりパン工房です。
皆様、笠岡へ行かれた時には是非お立ち寄り下さいませ。
写真を撮らせて頂いて帰ったので紹介しています。

f:id:misty74:20190410021805j:plain

f:id:misty74:20190410021926j:plain

f:id:misty74:20190410022345j:plain

f:id:misty74:20190410022511j:plain

泰造さんのパン屋さんからの帰り道の途中には、泰造さんのお店でポスターを見掛けたCHOCOLATTESのレイさんがオーナーをされているライブハウス“ミュージックファクトリー”さんがあり、前を通ったので写真を撮らせてもらいました。

国道2号線沿いにある昼間のミュージックファクトリーさんの佇まいです。
ミュージックファクトリーさんの方でのライブをまた継続してさせて頂きたいなと思っているのですが、ミュージックファクトリーさんの方の御都合の関係上ライブの予定が空白になっています。

フレンチトーストはいつもリハーサルやライブ後の打ち上げに参加出来ていない為に、ミュージックファクトリーさんにはご迷惑をお掛けしているかもしれません。

色々事情がある中でそうなってしまっているのですが、ライブをさせてもらえて来て大変有り難く感じています。

ありがとうございます。

次回のミュージックファクトリーさんでのライブが決まり次第、このブログでお知らせしたいと思っています。

f:id:misty74:20190410022706j:plain
7日の日曜日はこんな風にきららカフェさんでのAFTERNOON LIVEを取り止めて、気の向いたままに気持ちのいい穏やかな春の午後を過ごさせてもらいました。
桜があちらこちらに咲いていて、本当に美しい日本の春を迎えたことを楽しんでいました。
桜だけではなくて他の花も咲き、豊かな生命の息吹に包まれた素晴らしい時間を感じていました。

いよいよ平成最後の月ですね。
メジャーリーガーのイチロー選手が引退されるという出来事が先日ありました。
イチローさんは僕と同級生で、世界中にいるであろう多くのファンの方達にとってもそうだと思うのですが僕にとっても大きな存在でした。
イチローさんが国民栄誉賞を今回3度目の辞退という出来事もありました。
そんな出来事からも、僕らを取り巻く世の中の目には見えない流れについて僕らが意識を向けてみる機会を提供してくれる結果に繋がっているなと思っています。
ベースボールだけではなく、生き方についてまでも何かを問い掛けるような選手はそんなに多くいる訳ではないかもしれません。
アーティストという言葉を簡単に使うことに難しさを個人的には感じていますが、イチロー選手についてはもはやアーティストと呼べる存在のように感じています。
素晴らしい野球人生ですね。

本当のイチロー選手のことを、僕は細やかに理解し知っている訳ではないように思うので、簡単に素晴らしいということには失礼に当たる部分ももしかしたらあるかもしれません。
あれだけの実績を残されているので、はかり知れない努力があったのだろうなということは想像することは出来ますが、あくまでも想像の域であり事実はたぶん別の部分がある気がします。
その生き様に対して、他人である僕が軽はずみに評価するようなことに対してはとても恐れ多くて発言出来ないような気持ちにさえなります。
栄光には必ず闇の部分がワンセットであり、それを乗り越えての今のイチローさんの野球人生があるのだということを思います。
名実共に備わり、一流の野球選手であることは間違いのないことなのだろうなと思います。
イチローさんのことを僕は尊敬しています。

イチローさん、今迄本当に御苦労様でした。
ひとまず御疲れ様でした。
僕達に希望を与えて下さり、本当にありがとう!
きっと多くの日本人は、日本でのプレーも勿論そうですがメジャーリーグでのイチロー選手の長年に渡り大活躍する姿に、同じ日本人としての誇りを感じて来たと思います。
そのことを思い出させてくれてありがとう。
この場を借りて、イチロー選手への思いを簡単ではありますが伝えさせて頂きたいと思います。

そして、平成という時代の幕引き役までもイチローさんがしたかのような感覚を僕は感じていました。
僕達多くの日本人にとって、何か平成という時代を象徴するような存在であったように感じています。
いよいよ令和という新しき時代の夜明けが始まろうとしています。
色んなことを思いながら、今を生きている僕がいます。


是非この4月中にきららカフェさんの方で、平成にありがとうという気持ちを込めてフレンチトーストライブをさせて頂きたいなと計画を進めている所です。
時代の区切り目を迎えている今、僕はライブという形で皆さんに思いを伝えておきたいなという気持ちを強く持っています。
またこのライブについての詳細が決まったら、当ブログでお知らせしたいと思っています。

皆様にはお時間のある時にこのブログを訪問して頂き、今定期的に行なっているきららカフェさんやミュージックファクトリーさんでのライブ予定に関する情報を気に留めてもらえたら大変嬉しいです。

宜しくお願いします。


現在、きららカフェさんの方でのAFTERNOON LIVEという名前を付けたライブやミュージックファクトリーさんの方での対バン形式のライブ等をさせて頂いていますが、暫くこのスタイルでのライブを続けて行けたらと思っています。

特にきららカフェさんには、日常的にカフェへ伺わせて頂き本当にお世話になっています。
有り難いです。
水曜日から月曜日までマスター御夫妻がカフェを営業して下さり、僕達に憩いのひと時を与える機会をくれています。
当たり前のように僕達はそのことを考えがちだと思いますが、そういった場所が自分の人生にあるということは本当は奇跡なのだなと感じています。
そういったことを考えながら、僕は日々を過ごしています。

僕達の生活に潤いが戻ることを願って、フレンチトーストの活動を続けて行こうと思います。
皆様、どうぞライブへ遊びにお越し下さいませ。


今日YouTubeで紹介している曲は粉雪というタイトルの曲です。
曲の詞の内容がもう季節外れの曲になりましたが、桜の花びらが散って風に舞う時の様子と粉雪が空から舞い落ちてくる様子が似ているなと思っていました。
丁度デモがあるし、今書いた桜の花びらと粉雪の話を思っていたので共通点を見い出しアップしました。
日本人的な和の心に通じるものを、桜や粉雪といったものに感じます。

人は自然の中で感受性を育まれ、心理的に多大な影響を受けながら育っているのでしょう。
この曲は俳句や短歌的な無駄を一切削ぎ落としたシンプルな作りの曲になっています。
こういった作りの作品も、今後沢山作り残して行けたらいいなと思っています。
ひと吹きの風の囁きのメロディーを聞いているかのような、シンプルな音楽の世界も僕はとても好きです。
皆様に楽しんで頂けたら嬉しいです。


粉雪 –DEMO–

f:id:misty74:20190410023135j:plain