スケジュールに花束を

バンド、フレンチトーストのブログ。広島の明王台という団地にあるきららカフェで、2014年春にすがわらよしのりとマスターとで結成したフレンチトーストのストーリーを伝えます。

18日のきららカフェ AFTERNOON LIVE

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18日の月曜日の午後、きららカフェさんへギターを持って遊びに行って来ました。


月曜日に伺うのは久しぶりのことだったと思います。
穏やかな天候に恵まれ、ドラマーのひかる君にも連絡を取り一緒にフレンチトーストライブを楽しみました。

最近は毎週のようにきららカフェさんへ伺わせてもらい、フレンチトーストライブをさせて頂いてます。
流石に毎週のようにフレンチトーストライブを聴く必要のあるお客さんは、狭いエリアの活動の中ではそんなにいる訳では当然ないと思うので、この日も先週のライブと同様に仲間内で集まりリハーサル的にライブをのんびりとさせて頂きました。
ライブを好意的に聴きたいと思って下さっているお客さんで、SNSを利用されない方には昔ながらの電話連絡等でのライブ告知になります。
昨年の秋からフレンチトーストライブを始めてみて、当たり前のことではありますがライブの告知の仕方や活動を如何に分かり易く伝えてゆくかという辺りが、フレンチトーストに関心を持って下さる方との関係を上手に繋げてくれることになることを実感しています。
ブログでライブ告知をしておいたというだけでは駄目なこともあるようで、本当にライブを聴きに来て頂きたいと思うのであれば、お客さん1人1人にあった情報の拡散をしないといけないのだなということを思っています。
今迄僕の不得意分野だったのでなるべく避けて来たことだったのですが、今少しずつ頑張って取り組んでみている所です。

基本的には僕は0から1を生み出す物作りタイプの人間です。
既にどこかで誰かによって生み出されているものを多くの人に広めることを得意とする人もいて、皆役割が違いそれが個性の違いかなという気がします。
僕の場合でいうとたぶんコマーシャリズム的なことは苦手なタイプだと思うのですが、社会と向き合って行く為にはインディーズミュージシャンなのでライブ告知等の情報拡散能力についても避け難いテーマになって来るのかなと思っています。
社会に伝えたい思いが沢山あるので、自分自分と自己主張するように捉えられることももしかしたらあるのかもしれません。
その辺りも、若い頃よりは少しは上手にプレゼンが出来ていたらいいなと思いながら日々を過ごしています。
やはり自分の言動により誰かが不愉快に感じているならば、余り気持ちのいいものではありません。
至らない人間ではありますが、全てが1つ1つ大切な人生の勉強なのだなと思いながら取り組んでいます。
このまま試行錯誤しながら、暫くは今のスタイルでのきららカフェライブをさせて頂けたらいいなと思っています。
お客さんがいたらライブをして、いなかったらリハーサル的にライブをしながら段々フレンチトーストの音楽の世界を築き上げて行けたらいいなと思っています。
レパートリーもまだ沢山はないので、また曲も作りたいなという感じです。

今僕がやっているライブのスタイルは、インディーズミュージシャンの多くが取っている方法でもあるのではないかなと思っています。
ただメジャー展開に向かって下から上に上るというパターンがスタンダードなのではないかなと思っていて、僕の場合はその社会構造自体から脱したライブを行うことを目的にしているつもりでいます。
今迄の成功の形を否定している訳ではないのですが、より人間らしいライフスタイルの中でのミュージシャンの在り方というものを求める気持ちをずっと持って生きて来ました。
そのことについてはなかなか理解されないことのような気がします。
音楽をする時に僕達の生活と密接に絡み合い、リスナーと同じ場所に立つように演奏するスタイルでないと本物ではないという思いが僕の中に少年の頃からずっとあった気がします。
商業的になり過ぎてしまうと、きっとライブがただのショーになってしまうと感じていた気がします。
勿論ショーも大好きですが、僕の場合は虚構ではない等身大の日常を歌っていたかったということかもしれないなと思っています。
社会構造に取り込まれた枠内の域にあっては、より純粋な音楽作りはたぶん不可能になって来るなと感じていました。
それでは音楽の未来に希望がないというのが、僕にとっての結論だったように思っています。

間もなく平成という時代が終わろうとしています。
新しく迎える時代では、僕達の生き方自体が大きく変わってゆく筈です。
その時に、僕らの暮らしに真の希望となるような音楽を届けたいというのが僕の願いです。

ライブがある程度の完成度で纏まったら、日時をはっきり決めてAFTERNOON LIVEをするようなやり方を今後取ってみるのもいいのかなと思っている所です。
今はライブ開始時間が当日のカフェの様子を見て始めるというラフなスタイルなので、試運転的なライブになっていると思います。
お客さん側からすると、もう1つライブに行くかどうか決め難い要素かなと考えています。
日時をはっきりと決めて行うライブの時には、フレンチトーストライブを聴きたいと思って下さっていることを知っている方には積極的にライブに御招待させて頂くという形を取ってみるというのがいいのかなと思っています。

いいライブを作るにはある程度時間が掛かるので、多くても月に1本そういったライブが出来るか出来ないかというくらいのペースになるのではないかなと思っています。
2、3ヶ月に1本とかになるかもしれません。
取り敢えず今思いついたアイデアを書いてみています。
ライブを聴きに来たいと思って下さっている方にとって、なるべく聴きに来易いライブのスタイルを探しています。
思いついたことをやって行くしかないのだろうなと思っています。


現在、憲法改憲についての議論等様々に国が今後どちらに向かって舵を取り進んで行こうとするのかという大きな選択の時を迎えています。
60年安保や70年安保といった過去の体験が今再び、僕らの暮らしに再到来している状況下にあります。
そんな中で僕はフレンチトーストの活動に希望を託しています。
平和的な世界を守る為に1番必要なものは、優れた音楽を世界に届けることに違いないと直感的に感じています。
平和ボケになり思考停止人間には決してならず、だけど批判から権力闘争にまで発展するような主張を掲げることとも別の道を音楽を通して体現するべき必要のある時代になったなと感じています。
日本や世界の未来をどんなものにするのかが問われている大きな大きな分岐点に差し掛かりました。
僕は自分なりにミュージシャンとしての役割を果たしたいと願っています。

社会に争いが生まれる時、まず人々の心の混乱状態があるように思います。
そして幸せを感じられない状態もまたあるような気がします。
幸せな人は争わないと思います。
幸福感を社会全体が喪失している時に、人々の意識はきっと戦争へと向かいます。
戦争にまで発展しないにしても日常的に人の心が戦争状態となり、社会に言い争いが増えるような気がします。
それを日常的に回避させるには良き芸術がなくてはなりません。
僕はそう思います。
そういった素晴らしい作品を生み出すことが出来るように、少しでも近付きたいなと思っています。


昨年の秋からフレンチトーストライブを始めて、今迄の僕と大きく違う部分はカバー曲を歌う楽しさを感じるようになったことでした。
ソロの路線はカバー曲をライブの演奏曲目の中に挟むと違和感がある気がしていました。
ジャンルがロックンロールだったので、ポップな世界を混ぜ難いような感覚があったなという気がしています。
フレンチトーストのジャンルはソロのジャンルと比べるとポップ路線になると思うので、カバー曲をライブでレパートリーの中に挟んで演奏しても違和感が全くしないように思っていました。
平成という時代がもうすぐ終わろうとしている今、平成を代表するようなアニメ、ちびまる子ちゃんの歌である踊るポンポコリンを歌ってみたくなりました。

今日は、18日のリハーサル風景を撮影した映像の中から踊るポンポコリンも含めて、YouTubeにダイジェストとしてアップしたものを紹介します。
楽しんで頂けたら嬉しいです。


フレンチトースト AFTERNOON LIVE –リハーサル風景– ダイジェスト版 2019.3.18
きららカフェ AFTERNOON LIVE 2019.3.18
演奏曲(リハーサル的に演奏した為、ワンコーラスだけ歌ったり途中で止めて繰り返し演奏したり、後でまた演奏した曲もあります)
1 セッション
2 DREAM WING
3 星も見えない夜だから
4 疎開
5 踊るポンポコリン
6 午前0時のMOONLIGHT
7 BLUEな時代にSWING JAZZ