スケジュールに花束を

バンド、フレンチトーストのブログ。広島の明王台という団地にあるきららカフェで、2014年春にすがわらよしのりとマスターとで結成したフレンチトーストのストーリーを伝えます。

黄昏君想いて

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黄昏君想いて

黄昏君想いて。
黄昏に君の面影を辿る。


神様のお国には花園がある。
時間は止まっているかのようだ。
蝶が舞う。
とても穏やかで、春のように暖かくて静かな場所だ。
君があの日ひとりで駆け上ったに違いない真っ白な階段を僕は上り、君を探して君の暮らす場所へと会いに来たよ。

元気かい?
会いたいよ。
僕のこの思いが君に届きますように。

目を閉じて僕は君への思いを胸に、過ぎゆく春の時の流れに身を任せている。
風を頬に感じる。
そして、君と出会ってからお別れすることになるまでの日々を思い出している。


フレンチトースト 天国の階段 –DEMO–

天国の階段

君に初めて出会った日のこと
とても人懐っこい瞳で Mh
僕の膝に手をかけて戯れつく
誰だろう? キョトンとしたポーズ

春夏秋冬を共に暮らしたのは
なんて幸せな日々 楽園あるんだね
君がいつしか心の中住みついたよ
さようなら 涙を隠して

天国の階段を元気一杯に駆け上っておくれ
真っ白な階段を
息切らせ 花園 蝶よ舞え 祝福を
神様が君の帰り待っているよ 首長くして

君は生まれつきハートのポンプ
故障気味 Oh Baby 淋しんぼう Mh
あんなにいい子だったのにどうして
あれこれ今更悔やむよ

春夏秋冬 美しき想い出よ
二度とは戻れぬ あの子にはもう会えない
君に触れたい もう一度抱きしめたいよ
さようなら 強がった笑顔で

天国の階段を振り返らないで駆け上っておくれ
真っ白な階段を
息切らせ 雨ならば虹架かれ 祝福を
神様も天国君いない日々は きっとBlueさ

天使のラッパ ファンファーレ鳴り響くよ
君に喝采よあれ 大好き


天国の階段を元気一杯に駆け上っておくれ
真っ白な階段を
息切らせ 花園 蝶よ舞え 祝福を
神様が君の帰り待っているよ 首長くして
君に会えてよかった ありがとう ありがとうと
何度も君の名を呼び さようなら さようなら また会える日まで

 

 

 

君と過ごした最後の季節が消え去ってから、随分涙を流して来た。
また春がやって来たよ。
去年の今頃は、間もなく君とのお別れが近付いていた頃だね。
たぶん最後に君を抱きしめたのは、あの公園だと思う。
忘れない。

寂しくないかい?
仲良しのワンちゃんはいるのかな?
いるなら名前が知りたいな。

心の中では、ここまではいつでもやって来れる。
だけど、君の姿が見つけられない所か鳴き声すらも聞こえては来ない。

浅い眠りの中での淡い夢から覚めるように目を開ける。
君はやっぱりいない。

空を見上げても涙は溢れ零れてしまう。
悲しいばかりの涙じゃないよ。
温かい涙だ。
君の優しさに包まれて想い出旅行。
春夏秋冬の歌を口づさみながら。


君に涙を見せまいと隠そうとしても無理なくらい、よく泣いた1年だったよ。
正直に話そう。
君を心配させまいと涙を隠して、強がった笑顔でさよならをしたけれど。
今ならきっと、君に僕の全ての思いが届くだろう。
そんな気がするから、本当の気持ちを伝えるよ。

ふとした時に君を思い出してね。
僕はまだ泣いてる。
だけど心配はいらないよ。
僕は幸せに暮らしているよ。
ただ、君を思えばまるで我が子のように愛しくてね。
その思いが延々とこの心の中を駆け巡るのは仕方のないことかなと思う。
幸せな話だね。
君が僕にくれた幸せだよ。
ありがとう。

時が経つことが悲しみを忘れる為の薬になると言うけれど、余り時間の経過は関係ないのかもしれない。
君へと心を向ければ、涙が零れる。
そんな感じだよ。
君に依存や執着をしている訳じゃないつもりだけれど、愛しい思いに終わりはないかのようだよ。

君は知らぬ間に僕の心の中にすっかり住み着いてしまっていた。
これは計算して出来ることではないだろうね。


あの日、君が星になって神様のそばに逝ってしまった。
2度とは会えない遠い遠い場所へと。
だけど僕は、歌の中で君に会うことなら出来るよ。
全てを思い出せるような気持ちさ。
僕は今日も一生懸命に歌っているよ。
誰の為でもなく僕の為に。
だけど、それが誰かの為に役立ってくれていたらいいなと思ってるんだ。

フレンチトーストの守り神は君だよ。
僕がそう決めた。
荒れ狂う時代にどうか流されないでいられるように、漆黒の宇宙の闇の彼方から愛の光を届けて欲しい。
微かな光だとしても、僕には君のサインだってきっと分かるよ。
僕だけの星は君だよ。
君じゃなきゃ、きっとその役は出来ない。
神様がきっとそう決めたんじゃないかな。


君が星になって1年だ。
君とお別れしてから、君を思って作った歌がふたつあるよ。
たぶん天国にいる君の元へも届いて聴いてくれている気がするよ。
君とお別れしてから1年が経とうとしている今、改めて君の為にこのふたつの歌を捧げるよ。
心の中で天国で暮らしている君に届けと歌っているよ。

僕は君を忘れない。
君を抱きしめた時の温もりを。
どんなに遠く離れていても。
どんなに悲しい雨に降られた人生の道のりの途中にいる時も。

僕に与えられた人生の残り時間はどれくらいかな。
君のそばに行ける時まで、沢山の素晴らしい歌を作り歌わなければ。
この世で生きる人の心には、余りにも沢山の深い悲しみがあるから。
人の心を癒さなくてはならない。
その為には素晴らしい愛の歌が必要さ。
僕は今日も音楽の神様に向き合い闘っているよ。
自分の限界に立ち向かわなければ。
それが僕の生きる意味だ。

愛のシンフォニーよ、時代に降り注げ。
人の暮らしの幸せの意味を奏でながら。

僕は歌う。
この胸に愛のある限り。
君に再び出会える日まで。

命燃え尽きるまで。
命燃え尽きるまで。
美しき黄昏の空を見上げながら、君の面影を今日も追い掛けている。


さあ。
もう直ぐ夜がやって来るよ。
そろそろあの美しき黄昏の空の色も、闇に溶けて消え去ってゆく。
君の星を僕は今夜も探すよ。

シュウ君。
大好きだよ。


フレンチトースト 星 –DEMO–

君がいた春が過ぎ去った
夏の初まり 心徒然なるまま
ふとした時君を思い出す

天国の階段を上り
花園 神様に会って
ほっぺ ペロリとしたかな
きっと神様喜ぶよ

星になって 僕らの暮らし
優しく照らしておくれ
本当は会いたい 君に
幾千の星屑 君見つけるよ
たったひとつの星 君の星

満ち足りた日々 幸せありがとう
君の優しさくるまり 想い出旅行
朝日に鳴き 月夜に一緒に眠り

天国の階段を上り
友達 もうできた頃かな
それだけ気がかりだよ
君が幸せかどうか

星になって 僕らの暮らし
優しく照らしておくれ
どんなに離れていても
微かな星の光 君だと分かるよ
たった1つの星 僕の星


今夜夢で会えたらいいのに
もう一度 願い叶うなら

星になって 僕らの暮らし
優しく照らしておくれ
本当は会いたい 君に
幾千の星屑 君見つけるよ
たったひとつの星 君の星
止めどなく頬を伝う涙は
とても温かい 星 見上げてる

 

 

 

シュウ君。
君に会えて…、

良かった。

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